- お店の作業日誌 - |
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画像の20年来のマウンテンバイク”GT AVALANCHE”の現役復帰の整備です。液漏れの酷い油圧式ディスクブレーキを機械式へ交換。前後タイヤも新品に交換、チェーンも新調してリフレッシュ整備です。 花見の時期も終わり暖かく過ごし易くなり冬の間に休眠中していたバイクを起こし始めるオーナー様が増えてきています。これからサイクリングが楽しくなります。 |
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「以前からロードバイクに乗ってみたかった」と”GIANT CONTEND-1”お買い上げ頂きました。GWには知人が住む岡山まで往路でサイクリングの計画をしているそうです。 学生のオーナー様はロードバイクもツーリングも初めての事なので経験者目線で装備やルートなどもレクチャーさせて頂きました。これからスポーツバイクライフ楽しまれて下さいませ! |
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MTBのリアホイールの修理です。製品として完組ホイールが登場してから、めっきり少なくなった既存ホイールの作業です。26インチのマウンテンバイクまだまだ健在です。 オーナー様はローギアの内側にチェーンを落としてしまいハブに噛み込んでスポークを削ってしまいました。ハブフランジ側の削れた部分からスポークが折れてしまったので痛んだスポークを全て交換して振れ取りしました。現役復帰でこれからも頑張って走って頂けます。 |
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2023年モデルセール中の”MONDORAKER CHRONO DC”2台目のオーダーを頂きました。先のオーナー様のバイクを試乗され即購入を決定されました。海外製バイクは大味な物が多いのですが、このバイクの軽快さと切れの良さは日本の山向きです。 29ERなのですが扱いは26インチ並みにコンパクトです。乗せられるがママ走るがママの大径ホイールバイクの中に合って自ら意のままに操れる反応良さ。乗り手を重視した楽しいバイクです。 |
このバイクはオーナー様の増車なのですが、これまで所有のバイクの良い処取りパーツを入替る作業となりました。内容はフォーク2本、コンポ3セット、ブレーキ1セット、それぞれ3台の部品を剥がして其々に組み直しました。 趣味の外側の人からは「そんな同じバイクばかり数多く必要なの?」と思われるでしょうが、深堀していくと個性や特徴に惹きつけられ益々欲しくなってしまうんですね。もう「道楽の罠」です。今回は超当たりバイクなので、オーナー様、楽しまれてくださいませ。 |
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シーズンインへ向けトライアスロンバイク”CEEPO”の分解整備です。バイクはバイクでもトライアスロンの環境は少し違います。ロードバイクほど走りへのテイストは強くなく、あくまで機材です。シーポはトライアスロンに特化したブランド。よく考えられて作られています。 競技においては海でのスイムの後の状況や汗はもちろんドリンク類の飛沫などを浴びて極度に汚れます。ステム周辺の状態は画像の通りなので、その辺を考慮してメンテナンスさせて頂きました。宜しくお願い致します。 |
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”MONDORAKER CHRONO DC-R”です。「DC」はダウンカントリーで登って下りも楽しいクロカンバイクがコンセプト。やや寝かせたステアリングアングルと低いスタンドオーバーハイトが特徴。オーナー様の”GIANT
FATHOM”からのアイテム移植を行いました。 試乗させてもらいましたが29inなのに見た目に反する切れのいい機敏なステアリングフィール。久しぶりにテンション上がるくらい楽しかったです。このメーカーのバイクはどれも良く出来ています。現在もセール中なので気になる方はこの機会に是非手に入れて下さい! |
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自転車にチューブレスタイヤが登場したのは確か2000年頃でマウンテンバイクのダウンヒル用が業界初で元祖はフランスメーカーのミシュラン製ワイルドグリッパーでした。 当時のチューブレスにはシーラントは無くレースに使うとコース途中でパンクしてもリタイアせずゴールまで走り切れるというのが最大のメリットでしたが、当時のチューブレスは新品タイヤでもコース数本走れば空気が抜けてしまうような有り様で普段の練習では使えないものでした。 高価な専用リムに専用タイヤを用意してもレースでしか使えないアイテムでしたので購入したユーザーからも不評で何時の間にか商品は無くなってしまいました。 |
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時代は変わりロードバイクにシーラントを使用するチューブレスシステムが採用され現在に至りますが、このシーラントが厄介物なのですね。今なお賛否両論なのが現状です。当方も使ってみて経験は積んでおりますが100%完全でないのが実情で、髪の毛1本の隙間でも空気は漏れてしまいます。リムの変形に気を付けるなど良い状態を維持するには定期的なメンテナンスも必要です。 画像はMTB用の”STANS”のノーチューブシステムで、チューブレスレディーの先駆者です。自身のバイクのチューブレスが最近になって数日で空気が減るようになったのでシーラント入替のメンテナンスをしました。一旦古いシーラントを除去し、リムとタイヤビートを洗浄して新しいシーラントを充填です。 悪い事ばかり目立ちますが良い例もあります。チューブラータイヤがパンクした時、本来ならタイヤ交換となりますが「ダメ元」でシーラントを注入すると以後は問題なく使える事があります。シーラントを20ccほど携行するのも有りかもしれません。 |
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オーナ様のチタン製ロードバイクに”SHAMALL DUAL PROFILE”装着です。昨今のロードバイクを取り巻く環境はホイールやタイヤのサイズが頻繁に変わります。リム幅が広がり太いタイヤ幅になるとトレール量も変化してしまいます。 ですが、このバイクはタイヤクリアランスも十分ありオフセットを変更できるフロントフォークが装着されていますのでハンドリングのチューニングも可能です。ステムの長さを変えるなどすればハンドリング感もイジれるのでマニアックに楽しまれるオーナ様にはもってこいですね。 |
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最新カンパニョロのホイール”SHAMALL DUAL PROFILE”です。新作もご他例に漏れずメーカーロゴを控えるデザインとなっております。昨今の流れですがカンパのロゴは小さなウイングマークくらいです。 20年前にこれほどロードバイクのリム幅が広くなることを誰が予想したでしょうか?デュアルプロファイルのリム幅は23mmで一時のマウンテンバイクのDHリム並みです。ですが重量はロードホイールらしく前後で1500gを切っています。 オーナー様はフリーボスをスプロケットの噛込みが無いスチール製との交換を希望されていましたが残念ながら画像の様にベアリングの寸法が違い互換性は無いようでした。スルーアクスルのシャフト径の方が細いのが興味深いですね。宜しくお願い致します。 |
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BMXのフレーム修正です。オーナー様自らがらホイールを交換しようとアクスルナットを緩めていたところ、反対側のロックナットがフレーム側に噛んでしまい気が付かずレンチを回し続けたことでリアエンドが大きく広がって(赤矢印)しまいました。 聞いただけでは意味が分からないと思いますが、簡単に言うとハブナットを緩めたらフレームが曲がってしまったのです。アクスルナットあるあるなのですが本来は110mmのところ123mm(赤丸)に・・・エンドもハの字に開いてしまいました。 |
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単に戻すだけならフレームを寝かせて上から踏みつければ広がったフレームを曲げることはできますが、それではフレームセンター(芯)が狂ってしまいます。元通りにするには修正も兼ねたプレス加工を施さないといけません。 本来ならフレーム製作に使うような治具に固定して修正しますが、現場にはそのような本格的な機材はありませんので「ヘッドチューブからフレームエンドまで水糸を張りシートパイプの左右の数値を揃える」ことでアライメントをチェックします。 |
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修正は左右の開きをチェックしながら慎重に行い目標寸法の110mmまで戻します。水糸とシートパイプ間の数値は左右とも29.5mmで正確に110mmへ修正出来ました。ホイールを装着してホイールの倒れもチェックしましたが上手く修正出来ました。今回はフレームがアルミじゃなく鉄なのが良かったですね。BMXのフレームは硬いので大変でした。 | ||
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画像はМTBサスペンションフォークの歴代の一部を順に比べてみました。左から1980年代で、その右が1990年代ですが、それほど大きな違いはありません。赤いのが2000年代前半でディスクブレーキが登場してストロークが100mmまで伸びました。左は今回注文頂いた現在のフォークですが並べると別物の様に違います。 ところが乗る環境や条件は現在も昔も全く変わらず同じ場所やコースです。自転車だけ見れば大きく違うように思えませんが部品単体で見ると、これだけ大きく変わってしまったのですね。ちなみに重量は4本とも、ほぼ同じなので技術進化の懐は深いです。 |
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”電動アシスト自転車”の後輪パンクです。タイヤチューブから空気が抜けてしまい走れなくなる「パンク」には色々な原因があります。尖った異物がタイヤの表面に刺さりチューブまで達し穴か開いてしまう「穴開き」
空気の充填不足で路面の凹凸でチューブに穴か開いてしまう「リム打ち」 今回紹介するのは「摩耗」です。 空気の充填不足で自転車を走らせるとタイヤとチューブの密着が悪くなりタイヤの内側でチューブが揉まれてしまいます。するとタイヤのカーカスコードがチューブの表面を削ってしまい摩耗で穴が開いてしまいます。残念ながら現在はこれを防げるチューブは存在しません。防ぐにはチューブレス化が必至でしょう。 特に電動アシスト車はモーターでも駆動力が強いので空気が減ってタイヤの転がりが悪くなっても知らずに走り続けてしまいがちです。予防するには2ケ月毎といった定例で空気を充填する習慣を身に付けるか押し引きの取り回しで空気の充填不足を察しるかです。当方では2ケ月毎の定例メンテナンスをお勧めしています。ご参考に! |
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台湾大学に留学してた「OK君」が、お店に来てくれて土産話をしてくれました。パイナップルの御菓子が南国っぽくでイイですよね。カードは金門島のお土産で蒋介石と毛沢東が仲良く握手してます。 今年から日本で生活再開だそうで、外へ出たことで新たに目標が見つかったそうで将来は其れに向かって進むと言ってました。陰ながら、ご活躍を応援してますよ〜! |
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”ピナレロ ドグマ F10”の分解整備の仕上がりです。車体はスケルトン状態にしてロードバイクのディメンションへ整えます。コラムが短くカットされていますのでステムベタ付けの姿勢は戦闘モードです。この状態だけを観れば元の形が分からない位の綺麗なロードレーサーです。イタリアンテイストが際立ってカッコいいですね。 画像中は今回の整備で交換を要する部品です。右画像はその新品部品です。チェーンホイール・カセットスプロケット・チェーン・ブレーキシュー・コントロールワイヤー・ヘッドセットベアリングで105のR7000系ですら消耗部品が出なくなってきました。これ以外にもタイヤ・チューブ・バーテープ等も新調して仕上げていきます。 |
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2段目以降の画像は全体を綺麗に仕上げた状態です。当初装着されていたDHバーやシートに装着するボトルホルダー等の部品は取外してあります。余計な部品を装着して重くなったバイクで練習しても楽しくないですので、オーナー様には「当面のレースが無ければ練習はロードバイクとして使用しては・・・」とアドバイスさせていただきました。これからも気持ちよく練習に励まれて下さいませ。 | ||
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